ミニ四駆中級がミニ四駆と向き合うの巻

 

こんにちは、TURUASUEUです。

 

 

中級くらいの人が、自分のミニ四駆との向き合いを書くと身近に感じられるかな?と思い、今回ブログをやってみました。noteじゃなくて、hatena Blogで。

 

 


面取り、穴などを細かいことを中心に、フロントギミックと付き合っていこうを題材に、ここ一年ちょっとを振り替ったときの一部を書きました。あくまで、「こうやって向き合ってみたよ」くらいの雑記です。

素人の個人的な見解ばかりですので、間違っていたり、デタラメと思うかもしれません。素人の考えなので、暇潰し程度で読んでくれるとありがたいゴリラです。

 

 


先ずは軽く自己紹介。

 


ミニ四駆は大体2017年頃復帰しました。

「だりー、ねみー、やるきねー」個人的高校生の三種の神器を掲げ、オーイエ!アハーン!しながら、文化祭で謎の賭けミニ四駆をやった高校以来です。

復帰のきっかけは超速ガイドを何となく手に取ってみたところ、ジオンのMS(モビルスーツ)みたいな見た目でMSシャーシのホエイルシステムを見て衝撃を受けました。
「ギミックって夢がある!ミニ四駆やるわ!」となり、ホクホクしながらお家に帰りました。


それからはホエイルを中心に色々なシャーシをいじったり、ギミックを作ったりし、自分なりに取り組んできました。基本的には夢が詰まったホエイル大好きゴリラです。

 

 

 

そしてここから導入です。


昨今、3レーンの大会後、ミニ四駆の集合写真を撮ると、MSフレキにAT+アンカーの構成が多い印象です(自分もその中の一部)。
みんな似た構成の中で、自分は何とか入賞に漕ぎ着けることがあります。
大会後、マシンを見せ合ったりしても細かくは見ることができません。
しかし、マシン製作にあたり、自分が気を付けていることがあると「ここが他の人と違うとか、こういうやり方があるんだ!」とか気付きが生まれて勉強になります。


当たり前かもしれませんが、同じ構成でも細かいことろに気を配ると、ギミック効果のアップや、エラー対策に繋がると考えてます。

そして、少し前に進めるし、新しい発見もあると思います。
今回は主に作って実走行してから、自宅の机で悩んだり、考えたりしたことを、頭悪いなりに、書いています。



ここからが本編です。

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私以外のマシンは私のマシンじゃないの

これは半年以上前まで使っていた構成です。ザ・現代ミニ四駆って感じです。

フロントのATバンパーはMSシャーシのフロントユニットの穴を使う王道構成が一番やり易いです。

 

 

そして、フロントのATバンパーについて着目していきます。

 


自分自身も詳しくは知らないので、正解かはわかりません。

自分が必要とするATバンパーの目的は何だろう?と周りのお話を聞いたりして、当時、特に意識したことは2点です。



・落下時コースの壁に当たったとき、いなす
・ジャンプやLCの時にフロント提灯開きとバンパーが連動して入りやすくなる


の2点です。
ただ作るだけだと差が出にくいと考え、とりあえず形にしてみて、とりあえず投入して、たくさん観察します。いつも心にとりあえず精神。


ここで、もう少し先ほど2点の目的の有効性を高めたいと考えます。

 


最初のいなし易く問題はATのバネをソフトにしてみたり、ATの穴を少しいじめて動き易くするなど簡単にできると思いました。


次の連動に関してはどうしようか悩んでいたところ、スラストを付きやすくしたいということにしました。


【ベースプレートの下手前を斜めに削って面取る】

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雑なプレート図1

ATのベースプレートをフロントユニットに乗せていくのですが、プレートの先端の角が上がりにくくしてるようなので、ここを少し斜めに削ります。

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雑なプレート図2

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AT写真

はい。上がり易くなったはず。とりあえず、これで投入してみます。


そして反応が上がったATバンパーの動きに伴い、デメリットが出てきました。
それがこの2点。

 


・スラストが抜けてCOする。
・バンパー動きまくりシティーで安定感がない。


です。

 


先ず、後者からになってしまいますが、パンパー動く問題は提灯との連動にわずかに遊びを持たせてみました。MS3.2のゴムリフター仕様から、感覚的に調整しやすい、一般的なフロント提灯に変更しました。これは好みの問題です。

 

 

そして、スラスト抜け問題ですが、今はスラスト抜け防止方法が色々あります。調べるとたくさん出ます。
しかし、AT自体にもスラストを抜けにくくする性質を付加してあげたい!鯛焼き大好き!と思い、抜け防止にプラスしてマシンを作っていました。

 

 

それを踏まえてATバンパーを見直します。


AT取り付けネジは真っ直ぐ立っていて、デフォルトでスラストが入っているユニットとそれに乗っかるプレートに対して、バネの力が真っ直ぐでない。むしろ、後ろに力が行っていることに気が付きます。


【バネの力を前後均等~手前に掛かるように何かで盛る】

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雑な バネとATプレートの図

せめてバネが真っ直ぐ以上~手前に効くように、穴手前をカーボン等で、埋めました。前に力がかかるのでバンパーが戻りやすく、かつ、ややスラストが抜けにくくなります。
加えてデフォルトのバネの働く方向より、スラストも付きやすくなったはずです。
これはリヤアンカーをとりあえず作ってみるとスラストが入ってしまうことに近い解釈です。


次はATの穴です。僕はATバンパーのベースプレートを二枚重ねているので真鍮スペーサー(段付きの)を入れています。ATの穴を拡張して真鍮スペーサーを入れます(段がバネのガイドにもなる)。軽く裏面を林家ペーパーで慣らします。
カーボンをガリガリするより、真鍮のほうが、交換できるなどメリットが多いです。
ただ、真鍮の穴を何もしないと稼働しにくいので、穴をいじめていきます。

 


【穴は効かせたい方向には全力でいじめ、効かせたくないほうは一切触らない】

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ATの穴

この時、スラストが付きやすく、かつ、スラストが抜けにくくを意識します。
穴の手前上だけは絶対にいじめず、その他は動いてほしい方向に2mmくらいのピンバイスでグリグリします。左右方向も同じです。
穴だけでもスラストが入りやすく、抜けにくい性質が付加されます。

 

 

これで、目的への到達度と安定感が少し向上しました。

 

 

このように、やってることは凄く簡単です。もしかしたら、ほとんどの人がやっていることかもしれないです。こんな感じで、少しづつ、ギミックを改修してテスト、改修してテストし、特性を掴んでいきます。




ここから少し、話が脱線します。最近あったATの話です。ここからは、まだまだわからないので、より雑になります。


公式大会のような5レーンでよく見るATスラダンですが、自分はまだ知識と経験が浅く扱いが難しく感じています。色々教えて欲しいところです。

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流行りのやつ

昨年の秋頃に一応作ってみました。

スラスト抜け防止機能を導入して、しっかり触って抜けないことを確認しても、実走行で抜ける現象に悩まされていました。ウインター大会直前で、かなり焦りました。


公式大会はコース継ぎ目の段差が凄いため、ATがかなり稼働している様子です。

 

 

連続コーナーなどでATバンパーが浮く

スラスト抜け防止を越えてATバンパーが完全フリー

アッパーが入る

普通のコーナーなどでCO

 

 

だろうという、あくまで個人的の予測です。

 


大会直前で、まだこの支点のATの扱い方にも慣れていなかったため、作り直しても、わからないままで終わると思いました。


そこでプレート下段にもローラーを配置し、下段ローラーでアッパーを補正する作戦でいきます。ちなみにこれでローラーがごちゃごちゃしてタイムが結構落ちた記憶があります。そして本戦はどんどん進むことができ、トライアルにて謎の優勝で終わりました。知り合いに話してもオープンに比べ、全く破壊力がなかったです。しかし、入賞できたことは本当に嬉しかったです。

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なんとか入賞

この頃はギミックについて悩んでいました。並ぶ順番まで考えなければいけないオープンと違い、純粋に公式大会を楽しむ、自分のマシンと向き合う、自分のレースの管理など、本当に良い勉強の機会になりました。友人と一緒に入賞できたのも良い思いでです。


その後、3レーンでも同じような構成にバンパーのみ硬くして投入し、検証を始めました。
そして、ミニ四駆で仲良くさせてもらっている友人たちと狭山にて、チーム戦というものに出場しました。これは本当に楽しかった。4人で45レースした過酷なレースでした。


練習の僕→ワイ、セッティング出たわ(^ー^)ところで君ら(チムメン)はセッティングでたんかいな?

本番の僕→作りたてのATが小慣れてきてエラー連発、平面でシュルリとCOという、残念かつ、迷惑かける結果に。



序盤はバネやスラスト、ローラーなど考えたことは手当たり次第いじりました。でもなかなか応えてくれないマシン。中盤からは仕方ないので、ATを固定して点数を取りにいきました。

VSシャーシの友人がゴリゴリ点数稼いでくれて何とか優勝しました。自分も後半は貢献できたかなと思います。。。

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チーム戦のマシン

リーダー以外、マシンセッティングの統一感が凄い。セッティングの共有もチーム戦においては大事です。

 


とりあえず大会も終わり、やっぱり5レーンの時と同じようなエラーなのかなと考え、もう一度整理しました。


いつも使っていたATと何が違うのか見比べたところ、支点と作用点の距離かな?と勝手に解釈。


スラスト抜け対策やATのアプローチは色々な方法があるし、知らないこともたくさんあるのですが、個人的な現段階のアプローチとして以下の通りです(これから変わるかもしれない)。

 


作用点に対して、支点が遠いほどATの稼働を制限してみます。支点と作用点が遠いとそこそこ制限かけても充分な量のいなしが起動するようです。なので、作るときは支点と作用点を離れ過ぎないを意識するようにしました。

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雑な開度図

この2つを意識することで、今のところ3レーンしか走らせてないですが、なんとか走ってくれています。早く5レーンもやりたいです。

 

 

簡単ではありますがここ数ヵ月前はこんな感じのATとの付き合いをしていました。

 

 


脱線したり、色々書きましたが、簡単にまとめると。


ギミックは作って試しただけだとよくわからないので繰り返し改修して付き合っていこうということ。


という全く中身の無い感じになりました。

 


ちなみに、ギミック数は多いほどエラーを見つけるのが大変です。

僕自身ホエイルからミニ四駆をスタートしたので、なんで上手く走らないのか、全くわからなくて苦労しました。今でも周りのみんなが速くて苦労の日々です。

見た目はみんなと同じでも、見えない工夫が詰まったそれぞれのマシンで戦うから差が出て面白いです。

 

 

個人的に今年の3レーンは最低限のギミックを積み、シンプルな構成を基準に取り組んでいくのがテーマです。

 

 
という感じで、フロントギミックのちょっとしたことについて書いていきました。これは正解ではありません、アプローチの1つです。
僕は有名でもないし、成績が凄いわけでもない、中くらいの人間が書いてみるからこその現実味が伝わるといいです。

 

 

 

終わりに・・・

 

 


僕は2017年から池袋ドライバー(閉店して悲しい)にかなりお世話になっていました。
みんな速くて、殴り合いみたいなレースをたくさんしてきました。

そのなかで、チャンピオンズの方だったり、友人だったり、色々な方と話したり、マシンを見せてもらったり、教えてもらったり、パクらせてもらったり!!と、本当に恵まれた環境の中でミニ四駆をしてきました。

 

 

またどこかで今までのみんなと、まだ会ったことのない人達とミニ四駆できる環境があったら良いなーと願うばかりです。

 

 

とりあえず、落ち着いたら、またミニ四駆やろうぜ!!

 


ダラダラ失礼しました。次があれば、もう少ししっかりした文章で書きますね。

ありがとうございました。